| 農村歌舞伎「葛畑座」兵庫県立芸術文化センター公演写真展 | |
| 平成18年11月11日に、西宮市にある県立芸術文化センターで、農村歌舞伎「葛畑座」が単独公演を行いました。これは、そのときの写真です。 | |
| 演 目 紹 介 | |
| 口上 『歌舞伎が発祥400年以上が経つなか、養父市葛畑にあります、国指定重要有形民俗文化財「葛畑の舞台(芝居堂)」にて平成十五年に37年ぶりの復活公演を行い、十六年に第2回公演、十七年には北播磨中央公園において公演を行ってまいりました。』 『本日の公演につきましては、兵庫県知事様との「但馬ふれあいトーク」が但馬長寿の郷においてなごやかに開催されたなか、知事より芸術文化センターで公演をしてはどうかと温かいお言葉があり、実現の運びとなりました次第でございます。』 『本公演にあたりましては、知事をはじめとしまして、ご関係者ご一同の温かいご指導、ご協力をいただき、本日無事に幕を開けることができました。座員を代表いたしまして、心より御礼を申し上げます。』 『座員一同稽古を重ね、いい舞台をお目にかけようとがんばって参りましたが、まだまだ未熟お目もだるきこともござりましょうが、ご寛容の心を持ちまして、ゆる、ゆる、ゆるとご見物のほど、一重に願い上げたてまつりまする。』 |
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| 葛畑三番叟(かずらはたさんばそう) 歌舞伎の「三番叟」は、能の式楽「翁」の、狂言師が舞う三番叟の部分を舞踊化したものです。三番叟とは、翁、千歳、に続いて三番目に登場する神、というような意味です。躍動感に溢れた踊りが好まれて、いろいろな邦楽で演奏され、「三番叟もの」というジャンルがあるほどです。 三番叟は元来、五穀豊穣を祈願する踊りで、大地を踏み、種蒔きや、土地を耕す振りが必ずついています。劇場の開場式や、お正月などのお目出度い興業の時に上演されます 「葛畑三番叟」は、三番叟が三人登場します。本来は一人、希に義太夫地の「式三番叟」の二人というのがありますが、三人が登場するのは特殊です。 五穀豊穣を祈ると同時に、葛畑がハチ高原や氷ノ山のスキー場を近くに有する関係を重くみて、途中から雪を降らし、雪に戯れる三番叟の振りを付けました。 この公演では、ありませんでしたが、地元葛畑の舞台公演では、バックの景色も、お決まりの松羽目から、田楽の仕掛けを使って、氷ノ山の景色に変わるという趣向です。 |
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| 新版歌祭文 野崎村 久作住処の場 (しんぱんうたざいもん のざきむら きゅうさくすみかのば) お染は父を早くに亡くし母親の手一つで大切に育てられたひとり娘だったが、店の経営は女手ではうまくゆかず、母親は山家屋佐四郎から多くの借金をしていた。 かねてからお染に目をつけていた佐四郎は借金を返す代わりにお染を嫁にと申し出る。 しかし、久松を愛しているお染はその話を承知しない。だが手代の悪巧みにより無実の罪をきせられ、久松は実家の野崎村へ帰されてしまう。 そして、ここからが「野崎村」の場。野崎村では、久松の養父、久作の後妻の連れ子で久松の許婚(いいなずけ)であるお光がやっと祝言できると、いそいそとその仕度をしている。 そこへ久松逢いたさに野崎観音参詣を口実に、はるばるお染がやってくる。振袖姿も洗練されて美しいお染を見て久松との仲をすぐに気づいたお光は、久松のことをたずねるお染に「そんな人は知らない」とつっぱね、久松にも嫌みをいって「もう夫婦喧嘩か」と久作にあきれられるが、お染に気づいた久作に奥へと連れて行かれる。 やっと久松に逢えたとばかりに駆け込んでくるお染。「二人一緒なら飯(まま)もたこうし…。どんな貧しい暮らしでも…」と、かきくどくお染だったが久松は養父への義理から山家屋へ嫁ぐよう諭す。 しかし、「お前と別れたら生きてはいない…!」と、かねて用意の剃刀で自害しようとするお染に、久松もともに死ぬことを約束する。 それを止めたのは、奥で話を聞いていた久作だった。「縁談の決まった主家の娘をそそのかすのは恩を忘れた行いだ。それにお光の母は病気の身で目も見えなくなっており、今はただ娘の祝言だけを楽しみに生き長らえている…」という久作の言葉に二人は別れることを誓うが、お互いの目と目で心中の覚悟を決めていた。 二人の心を察したお光は、自分さえ身を退けば二人は幸せになれると髪を下ろし尼の姿に。それを知って驚き嘆く久作。そこへ様子を窺っていたお染の母お常があらわれ、お光に礼を述べ久松を店に戻すことに。 しかし、世間の目をはばかり、久松は土手づたいに駕籠で、お染は母と舟で行くことになった。久作とお光は二人の幸せを祈り、いつまでもその姿を見送るのであった…。 「野崎村」の場はこれで幕となるが、このあと、さまざまな紆余曲折を経て結局、お染と久松は心中して果てるのである。 |
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本公演の映像をDVDまたはVHSにて、伝承友の会員様には、2,000円で販売しております。 詳しくは、事務局までお尋ねください。(電話079−667−2331) ![]() @「葛畑座」県立芸術文化センター公演写真展(演目紹介) A「葛畑座」県立芸術文化センター公演写真展(役者紹介) |
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